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【革靴お手入れ術】GUCCIやTANINOを30年履く秘訣を解説

 

 

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こんにちは、アラカン女未婚プロのマダムKです。

今回は、革靴を長持ちさせる秘訣について綴ります。

30年履いているグッチとタニノクリスチーの革靴3足

 

 

30年履いている3足の革靴

グッチのビットローファー、タニノ・クリスチーのショートブーツとロングブーツの3足が、20代の頃手に入れ約30年履いているお気に入りの革靴です。

 

GUCCI グッチ

1921年創業のイタリアのファッションブランド。

このビットローファーは、イタリア旅行で手に入れました。

スカートにもパンツにも合い、仕事でもプライベートでもOKなデザインで、大活躍してきた1足です。

革靴はだんだんと緩くなってきますので、中敷きの厚さを少しずつ変え調節しながら大切に履き続けてきました。

長年履き込んだ結果、もはや私の足型になっていて、スニーカーよりも楽ちんで何時間歩いても全く疲れません。

履きしわがありますが、全体的に良い状態です。

30年履いているグッチのビットローファー

 

グッチのビットローファーに対する熱き思いを、こちらの記事で語っています。

 

おすすめの本『ハウス・オブ・グッチ』

世界一のブランド帝国を築いた一族の愛憎劇

映画はレディーガガが演じる、グッチ家の三代目社長マウリツィオ・グッチの妻パトリツィアが主人公だが、映画の下敷きになっている本書の主人公は、高級ブランド「グッチ」だ。 グッチが1921年フィレンツェの小さな鞄屋として操業してから、世界中にショップを構える高級ブランドになるまで60年もかからなかった。1980年代にグッチはセレブ御用達のブランドとなり、一世を風靡する。だが、グッチ家は親子、兄弟、いとこ同士で互いを訴えあう内紛を繰り返し、経営の舵取りがうまくいかなくなって不振に陥ってしまう。いよいよつぶれてしまうかと誰もが思った時、「グッチ」のブランド価値を見抜いたイランの財閥が経営する世界的投資銀行に救われて、復活。しかし、社長にすえた3代目のマウリツィオ・グッチの経営はずさんでまた落ち込む。でも彼が経営から手を引き、グッチ家が誰もいなくなってからは、トム・フォードという天才的デザイナーと、ドメニコ•デ•ソーレという弁護士資格を持つ経営者のコンビのおかげで、ファッションブランドとして再生を遂げた。 創業から100年を迎えたグッチは、時代の先端をゆく高級ファッションブランドとして、評価も人気も売り上げも順調だが、そこにいたるまでの道のりは波乱万丈以上だ。なんといっても、3代目社長が妻が雇った殺し屋に殺される、なんていうドラマ(?)があるブランドはほかにはないだろう。 愛と憎しみと血を吸っていっそう輝く高級ブランド。事実は小説より奇なり、を地でいくノンフィクションだ。

アマゾンレビューより

 

 

 

TANINO CRISCI タニノ・クリスチー

1878年創業のイタリアの老舗高級靴ブランド。

雑誌でその存在を知ってから、ものすごく憧れていました。

「仕事で結果が出せたら、買おう!」と決め、手に入れるために必死で働きました。

銀座の直営店に何度も通って試し履きし、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、すごく緊張して購入したのを今でも覚えています。

上質な靴作りをするメーカーだったのに、2011年に廃業してしまいました。

とても残念です。

ショートブーツもロングブーツも、革は柔らかく上質で作りはとても丁寧。

名品と呼ぶにふさわしい、品格と美しさが備わった靴です。

購入当時から履き心地は良かったのですが、革がどんどん柔らかくなり今では足に吸いつくような感覚です。

きちんとお手入れをしてきたので、30年経っても良い状態を保っています。

30年履いているタニノクリスチーのショートブーツ

30年履いているタニノクリスチーのロングブーツ

 

革靴のお手入れに対する私の考え

「できるだけ道具は少なく、手間をかけずに、きれいを保つ」ようにしています。

靴専用の商品には値段の高いものも多いので、代用品を利用することもあります。

大切なのはいかにこまめにお手入れするかで、お手入れグッズの値段はあまり関係ないのではないかと思います。

 

革靴を長持ちさせる秘訣

革靴を長持ちさせるために、私が行っていることをシェアします。

一般的なお手入れ方法とは異なる部分がありますが、結果として約30年間わりと良い状態を保っているので、間違いではないと思っています。

 

おろす前に裏張りする

靴底が革製の場合、おろす前に裏張りをします。

革底は滑りやすいですし、万が一雨の時に履いてしまうと、取り返しがつかなくなる可能性が高いからです。

タニノクリスチーのショートブーツの裏張り

 

コンバースやドクターマーチンは、おろす前にシューグーで靴底を補強しています。

 

天気予報が雨の日は履かない

水分が浸み込むと劣化が進む可能性が高いため、雨の日は履かないよう気を付けます。

天気予報が雨ではなかったのに突然降ってきた場合は、帰宅後対処するしかありません。

少し濡れた程度なら、水分を拭き取り中に新聞紙を入れ型崩れを防止し、自然乾燥させます。

かなり濡れてしまった場合は、水分を拭き取り中に新聞紙を入れ、サーキュレーターなどの冷風をあてて速やかに乾かします。

 

防水スプレーはかけない

防水スプレーはかける派とかけない派に分かれると思いますが、私はかけない派です。

理由は、革にダメージを与える可能性があるからです。

防水スプレーは革の表面をコーティングするため、革の呼吸を妨げてしまいます

オイルやクリームが浸透しにくくなったり、革の表面が硬くなってひび割れの原因になることも。

防水スプレーをかけなかったことが、30年経っても革のしなやかさを保っている最大の理由であるような気がします。

 

靴用クリームは使わない

汚れ落としなどの靴用のクリームを使わない理由は、2つあります。

1つ目は、通常の生活で付くほこりや汚れなら、汚れ落としクリームを使わなくても十分に落とせると思うから。

2つ目は、汚れ落としクリームは扱いを間違えると、革にダメージを与える可能性が高いから。

ロウを多く含むクリームが乾燥すると、革のしわ部分がひび割れたような見た目になってしまいます。

これを放置した状態で上からクリームを塗り重ねると、ロウが積み重なり粉をふいてしまいます。

靴用クリームを使う時には注意しなければならないことがあり、お手入れしたつもりが逆効果になってしまうことも。

靴用クリームを使わなかったことも、30年経っても良い状態を保っている理由なのかもしれません。

 

定期的にほこりと汚れを落とす

ほとりと汚れは、定期的に落とします。

通常の履き方をしている革靴なら、こまめに対処すればクリームを付けなくても汚れは落とせると思います。

ほこりと汚れが蓄積してからだと、クリーナーを使わないと落ちなくなる可能性があるため、蓄積する前に落とすのがポイントです。

まず使い古しの歯ブラシで本体と靴底の接合部やバックル部分を掃除し、次に乾いた布で全体を拭き取ります。

 

使い古しの歯ブラシの活用方法については、こちらの記事をご覧ください。

 

定期的にワセリンを塗る

これには賛否両論あるかと思います。

私は定期的に、ワセリンを布に付け塗り込みます。

適度な艶が出て良い感じですし、撥水効果もあるように思います。

定期的にそして薄く塗るのがポイントです。

ワセリンを塗ったあとですが、気が向いた時だけから拭きします。

から拭きしなくても問題ないようなので、面倒な時はしません。(いいかげんで、スミマセン。。。)

ミニマルシンプルライフを目指していてものを増やしたくない私にとって、ワセリンは何度もリピートしている必需品。

スキンケアやヘアケアにも革製品のお手入れにも使える、便利で優秀なアイテムです。

 

おすすめのワセリン「日本薬局方 白色ワセリン」

多用途のワセリンは出番が多いので、大容量500g入りはうれしいです。

アマゾンで月に3000点以上売れている人気商品です。

 

こまめに補修する

しばらく履いてつま先とかかとが擦り減ってきたら、修理に出して補修します。

3点とも、もう何度修理に出したかわかりません。

補修タイミングが遅れると良いことはないので、こまめに靴底をチェックしています。

 

タニノクリスチーのショートブーツですが、本体のつま先に小さな傷ができてしまいました。

歩き方にくせがあって傷が付いたのかもしれないので、つま先の底をあえて厚めに補修してもらいました。

リクエストに応じてくださる馴染みの修理屋さんがあると、便利です。

厚めに補修したタニノクリスチーのつま先の先端アップ

厚めに補修したタニノクリスチーのつま先の横側アップ

 

グッチのローファーを修理に出した時の様子をアップしました。

 

靴ベラを使う

かかとは傷みやすい部分なので、ローファーは必ず靴ベラを使って履くようにします。

面倒だと思いながらも靴ベラを使い続けたので、30年履いてもかかとがぼろぼろになっていないのだと思います。

 

おすすめの靴ベラ「Fanwer 伸縮靴ベラ」

最短18cmから最長92cmまで長さ調節ができ、保管や持ち運びに便利です。

 

口コミ・評判

足が悪く、屈めない母が大喜び

旅行好きの母でしたが、歳と共にかがむ事が出来ず、1人で靴を履くには椅子に腰掛けるか自宅にある長い靴ベラを使わないと履く事が出来ませんでした。先日お友達からの旅行のお誘いに、まさかお友達に靴を履かせて貰うなんて出来ず諦めていたところ、この靴ベラをプレゼントしたら、伸縮性なので立ったまま簡単に靴がはけるのはもちろん、ショルダーバックにもすんなり入るので、気兼ね無く旅行を楽しめたと大喜びでした。お陰で行動範囲が広がり、以前より元気になった母です。買って大正解でした。

アマゾンより

 

 

シューキーパーを使う

革靴の形を保つためには、シューキーパーの使用がマスト

特にロングブーツは折れた状態で保管するとシワが付いてしまい、ブーツの劣化が進んでしまうので要注意。

 

おすすめのシューキーパー「Wellnice」

天然素材レッドシダーのシューキーパー。

レッドシダーには防臭・防虫・芳香・殺菌抗菌・吸湿効果があり、その効果を十分発揮させるため無塗装仕上げになっています。

またレッドシダーは、変形や変質の可能性が低い耐久性に優れた素材のため、長期間使用できます。

サイズは4種類で、23.5cmから29.5cmまで対応。

 

口コミ・評判

サイズ感ピッタリです!

今回2回目の購入です。berwickのローファー2足に使用しています。両方ともUK4 1/2(23.5cm)サイズですがXSでピッタリのサイズ感です。造りもしっかりしており、バネのテンションも充分です。最初の購入から2年程経ちますがへたる事もありません。レッドシダーの香りも良く、附属のシューケア用品も役に立っています。

アマゾンより

 

アマゾンで月に1000点以上売れています。

 

おすすめのブーツキーパー「BORMIO」

こちらのブーツキーパーは、握りやすいアーチ形状、使いやすい板バネ、ブーツに最適な形状が特徴。

型崩れやシワ防止になり、直立するので保管にも便利です。

 

口コミ・評判

ブーツの型崩れ防止

バネが広がり、スーツの形をきれいに整えてくれます。型崩れしがちな。ロングブーツもきれいに保管できます。使わないときにもう少しコンパクトにできたら満点でした。

アマゾンより

 

 

まとめ

購入した当時は、30年も履き続けることになるなんて思ってもいませんでした。

20代の私にはとても高価な買い物でしたが、これだけ長く履くことになる上質な3足を選んだ自分に、間違いはなかったようです。

十分履いてきましたが、しっかりお手入れしこれからも履き続けます。 

私が行っている革靴のお手入れの秘訣をご紹介しましたが、試される場合は自己責任でお願い致します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。