アラカン女未婚プロ

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【一生愛せる真珠ネックレスの選び方】使い回せる1本とは?「元ジュエリーバイヤーが徹底解説」

 

 

こんにちは、アラカン女未婚プロのマダムKです。

「真珠のネックレスが欲しいけれど、どんな物を購入したらよいのか分からない」という方もいることでしょう。今回は、元ジュエリーバイヤーのマダムKが一生愛せる真珠ネックレスの選び方について語ります。120cmを3連に加工した真珠ネックレス

 

 

解説するのは元ジュエリーバイヤー

私マダムKは、大学卒業後長年ジュエリーバイヤーの仕事をしてきて、GIA G.G.(米国宝石学協会鑑定士)の資格を所持しています。

ジュエリーはバッグや靴のように、使うにつれ劣化していくものではありません。質の良いものを選びきちんとお手入れすれば、良い状態を保ちつつ長く愛用できる特別なアイテムです。

そしてジュエリーの中でも、私たち日本人にとって特別な存在なのが真珠です。私は伊勢、宇和島加計呂麻島などの真珠養殖場を何回も訪れ、安いものから高いものまであらゆる真珠を扱ってきました。

仕事でたくさんの真珠に触れ、個人的にも真珠が大好きなマダムKが、一生愛せる真珠ネックレスについて徹底的に解説します。

 

一生愛せる真珠ネックレスの条件とは?

私は「一生愛せる真珠ネックレス」とは、「一生使い回せる真珠ネックレス」だと考えています。

例えば、ネックレスの長さが短いと太った場合に身に着けられなくなりますし、玉のサイズが小さ過ぎたり大き過ぎたりすると年齢によってそぐわなくなる可能性があります。

体型変化や年齢によって使えなくなることがない、「一生使い回せる真珠ネックレス」を選ぶ際にこだわるべきポイントは下記4点です。

  • 条件①  長さ:120cm
  • 条件②  玉サイズ:6~7mm
  • 条件③  色:ホワイト系
  • 条件④  種類:アコヤ真珠

 

ではなぜこの4点にこだわるべきなのかを、詳しく説明していきます。

 

条件①  長さ:120cm

使い回しやすいネックレスの条件として、長さはかなり重要なポイントです。

私は、20代で手に入れた120cmのアコヤ真珠のネックレスを今でも愛用しています。環境や気持ちのヘ変化に応じて作り替えながら、30年使い続けています。カジュアルでもフォーマルでもファッションに合わせてコーディネートできるため、本当に購入して良かったと思っています。

一生大活躍するネックレスとして120cmをおすすめするのは、汎用性が高いからです。

 

3種類の使い方が可能

120cmあれば下記のような3種類の使い方が可能で、ファッションに合わせていろいろ楽しむことができます。

  • 1連で結び目を作って
  • 2連のセミロングネックレス
  • 3連のネックレス

 

この3種類の使い方ができると、仕事でもプライベートでも大活躍してくれます。そして、気が付いたら何十年も使っていたというアイテムに育っていく可能性が高いのです。

 

ブレスレットに作り替え可能

ネックレスを購入してから何年か後に、ブレスレットが欲しくなることもあるでしょう。その際に新たにブレスレットを購入しても良いですが、手持ちのネックレスと色合いや品質を合わせるのが難しいという問題があります。

最初に120cmのネックレスを購入しておけば、後でブレスレットが欲しくなってもネックレスとブレスレットに分けることが可能です。

もともと1本なのですから、ネックレスとブレスレットの色合いと品質は同じです。色合いと品質が揃っていると、統一感があり装いの完成度が高くなります

 

条件②  玉サイズ:6~7mm

玉サイズは、6~6.5mm6.5~7mmがベストだと考えています。理由はカジュアルにもフォーマルにも対応し、年齢に関係なく使いやすい大きさだからです。

これより大きいと若いうちは使いこなすのが難しく、これより小さいと年齢と共に物足りなさを感じ使わなくなってしまう確率が高いです。

一般的に年齢を重ねるとより大きなものを好む傾向があるため、6~7mmでは小さいのではと思われるかもしれません。でも120cmあれば2連や3連にしてボリュームが出せるので、心配しなくて大丈夫です。

 

条件③  色:ホワイト系

真珠にはさまざまな色合いがあり、それぞれに魅力があります。でも一生愛せるベストな1本という点では、ホワイト系一択です。ホワイト系にもピュアホワイト、ホワイトピンク、ホワイトクリームなどいろいろな色合いがありますが、どれを選んでも問題ありません。

一方で、はっきりした色合いのピンク、オレンジ、ゴールド、ブラックなどは使い回しにくいため、出番が少なくなってしまいます。一生愛せるベストな1本という点では避けた方が良いでしょう。

 

条件④  種類:アコヤ真珠

真珠には淡水パール、アコヤ真珠、黒蝶真珠、白蝶真珠といろいろな種類があります。一生愛せるベストな1本という点では、アコヤ真珠がベストです。

淡水パールにも真円に近くホワイト系のものがあり、価格が安いのが大きな魅力ですが、品質的にはアコヤ真珠に軍配が上がります。価格の点で妥協してしまうと後で後悔する可能性があるため、他のものを購入するのを我慢してでも、アコヤ真珠を選ぶことをおすすめします。

 

巻きの厚いものを選ぶ

アコヤ真珠の品質を決める要素の1つに、「巻き」があります。巻きが薄いものは長年使用すると劣化する可能性が高いですが、巻きが厚いものはアコヤ真珠特有のてりを生み出し、そのてりが長期間続きます。

 

私の愛用品

私が愛用している真珠ネックレスは、20代の頃手に入れた下記スペックのものです。

  • 条件①  長さ:120cm
  • 条件②  玉サイズ:6~7mm
  • 条件③  色:ホワイト系
  • 条件④  種類:アコヤ真珠

 

結んだり、2連や3連にしたり、ブレスレットに加工したりと、30年間いろいろな形で楽しんできました。

 

3連ネックレスの場合

3連にするとボリュームが出て、とても華やかな雰囲気になります。タートルネックと合わせるのが、お気に入りの使い方です。

120cmを3連に加工した真珠ネックレスを身に着けている状態

 

ネックレス&ブレスレットの場合

最近は、ネックレスとブレスレットのセットで使うことが多くなっています。

120cmのネックレスとして購入した当初は、後になってブレスレットが欲しくなるなんて思ってもいませんでした。でも長い人生のうちには、環境や気持ちの変化があって当たり前です。

そんな気持ちの変化にも対応できるのが、120cmという長さの魅力です。

120cmの真珠ネックレスをネックレスとブレスレットに加工したものを身に着けている状態

 

真珠のお手入れ方法

私の真珠ネックレスが30年使用してもきれいな状態を保っているのは、きちんとお手入れをしてきたからです。

購入時に美しいてりを放っていた真珠でも、お手入れを怠ると徐々にそのてりが失われていきます。真珠はお手入れの仕方が、劣化の状態に大きく影響を及ぼします。

使用後には必ず、柔らかい布でネックレス全体を丁寧に拭くようにしましょう。

 

おすすめのお手入れアイテム

真珠のお手入れにおすすめしたいのが、「真珠科学研究所 真珠専用お手入れ3点セット」です。真珠科学研究所は真珠の鑑別やグレーディング、真珠教育セミナーを行っている専門機関で、私もバイヤー時代にお取引をしていました。

 

口コミ・評判

実際に購入した方の生の声をお伝えします。

 

てりてりになりました

貰い物のパールネックレスがくすんでいるように見えたので購入してみました。黄色のクロスで磨くとぴかぴかのてりてりになりました。古いものほど効果を発揮するのではと思います。こんなものがあるなんて早く知りたかったなと思うくらいよかったです。

アマゾンより

よみがえる

ほんとうに、これで磨いたら煮魚の目玉みたいだった真珠がよみがえりました。以後、真珠は専用の袋に入れて保管に気を付けます。

アマゾンより

 

 

4つの条件を満たしたおすすめのネックレス

私が考える一生使い回せる真珠ネックレスの条件をすべて満たしているものとしてご紹介したいのは、三重県真珠加工販売協同組合(MPO)MPO 花珠落ち アコヤ真珠ロングネックレス」です。

三重県真珠加工販売協同組合(MPO)の花珠落ちロングネックレスを3連にしてネック台に掛けている状態
三重県真珠加工販売協同組合(MPO)の花珠落ちロングネックレスを3連にした全体像
三重県真珠加工販売協同組合(MPO)の花珠落ちロングネックレスの3連状態の玉アップ
三重県真珠加工販売協同組合(MPO)の花珠落ちロングネックレスの留め具アップ

出典:三重県真珠加工販売協同組合HP

 

三重県真珠加工販売協同組合(MPO)とは?

三重県真珠加工販売協同組合(MPO)は、三重県(Mie)・真珠(Pearl)・組合(Org)の略称で、真珠の世界的な産地である三重県にある真珠の組合です。

MPOは真珠の養殖から販売までを一括管理し、中間業者を介さずに販売しているため、上質な真珠をお値打ち価格で提供することが可能です。

 

お値打ち価格の理由

アコヤ真珠の中で、「照り・巻き・キズ・形」という評価基準のすべてが最高ランクに位置する真珠は花珠と呼ばれます。花珠はとても美しいのですがロングネックレスを製作すると、かなり高額になってしまうという問題があります。

MPOのネックレスには花珠落ちの真珠が使用されているため、ロングなのにお値打ち価格が実現しました。花珠落ちになったのは微細なキズがあるためですが、照りは花珠級なのでとても美しいロングネックレスです。

 

スペック

スペックは以下の通りで、私が考える「一生愛せる真珠ネックレス≃一生使い回せる真珠ネックレス」の条件に当てはまっています。

  • 長さ:120cm
  • 玉サイズ:6~6.5mm
  • 色:ホワイト系
  • 種類:アコヤ真珠

 

 

作り替えながら長く愛用する

ネックレスの長さを変えたり、ブレスレットとセットにしたり、作り替えができるのも120cmという長さの魅力です。

加工は専門店に依頼しても良いですが、自分でも簡単に行えます。ニッパー、ペンチ、ワイヤー、カシメパーツ(つぶし玉)があれば、誰でも簡単に作り替え可能です。

下記写真のカシメパーツは実用性重視ですが、おしゃれなタイプのカシメパーツを選べば、より洗練されたネックレスとブレスレットが完成します。

ニッパー、ペンチ、ワイヤー、カシメパーツ

 

こちらのネックレスとブレスレットのセットは、もともと120cmだったネックレスを自分で作り替えたものです。環境や気持ちの変化に応じて、作り替えを楽しみながら長く愛用していけるといいですね。

120cmの真珠ネックレスから作り替えたネックレスとブレスレット

 

おすすめの工具

「WORKPRO アクセサリー工具6点セット」は、自分で作り変えする際に必要な工具がセットになっているので便利です。ケース入りなのもうれしいポイントです。

 

口コミ・評判

実際に購入した方の生の声をお伝えします。

 

便利

初心者の方が使うにはしっかりしてていいと思います。ハンドメイドに使う工具がある程度揃ってるのでいいです。ケースもしっかりしてて工具を別購入し、まとめて収納も可能です。

アマゾンより

ハンドメイドに利用。使いやすい!
私には使いやすく、ハードケースもついていて良かったです!今持っている工具だけでは物足りなくなりこちらを購入。精密用のピンセットまでついているし、幅広く活用できそうです。実際、作品を作る幅が広がりました!

アマゾンより

 

 

おすすめのステンレスワイヤー

「BENECREAT ステンレスワイヤー」は柔らかくて靭性があり、変形しにくいにのが特徴です。太さは4種類ありますが、真珠ネックレス用なら0.4mmがおすすめです。

 

 

おすすめの留め具

留め具は、長く使うことを考慮して選ぶと良いでしょう。素材は真鍮ではなくシルバー925のもの、形はシンプルなものがおすすめです。

 

 

まとめ

ミニマルシンプルライフを目指していて、「上質なものを選びお手入れしながら長く愛用する」よう心掛けています。

今回ご紹介した真珠ネックレスを20代で手に入れた当初は、その後30年も愛用することになるとは思ってもいませんでした。でも今なら、その理由が「4つの条件」を満たしていたからなのだとわかります。

私の経験を、一生愛せる真珠ネックレスを選ぶ際の参考にしていただけるとうれしいです。

 

こちらのロングネックレスには、花珠級のとても美しい真珠が使われています。私が考える一生愛せる真珠ネックレスの4つの条件を満たしていて、おすすめです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。