【手ぬぐい活用術】水切りかご兼食器拭き「2役こなす優れもの」

こんにちは、アラカン女未婚プロのマダムKです。

キッチンでの手ぬぐい活用術について綴ります。

シンクに広げたブルー系手ぬぐいの上に洗った食器が置かれている状態

水切りかごと食器拭きの悩み
- 1枚で済ませたい
- 吸水性と速乾性がいまいち
最適なアイテム発見
手ぬぐいで悩みが解決した理由
手ぬぐいは色柄豊富
手ぬぐいはこんな使い方も可能
手ぬぐいの染色方法
- 注染（ちゅうせん）とは？
- 捺染（なっせん）とは？
おすすめ本『かまわぬ手ぬぐい百科』
- 口コミ・評判
まとめ
手ぬぐいが向いている方

水切りかごと食器拭きの悩み

もう何年も前から水切りかごなしの生活をしています。

こんな風に洗い場の横にクロスを広げ、その上に洗った食器を置き、別のクロスで拭いていました。

シンクに広げたクロスの上に洗った食器が置かれている状態

1枚で済ませたい

水切りかご用と食器拭き用で2枚のクロスを使っていましたが、キッチンに2枚のクロスを掛けておくのが嫌でした。

また洗濯を簡単にするために、できたら1枚で済ませたかったのです。

吸水性と速乾性がいまいち

麻や化学繊維のものなど、色々と試してきました。

吸水性はまあまあだけど乾きにくい
吸水性は良いけれど毛羽立ってくる
拭くと繊維が食器に残る

などの理由で、しっくりくるクロスに出会っていませんでした。

最適なアイテム発見

デパートでウインドーショッピングをしていた時のこと。

かわいい柄がたくさんあって興味を魅かれ、手ぬぐい売り場に入りました。

柄全体を見たくて手ぬぐいを広げた時、手ぬぐいなら水切りかごと食器拭きの2役を同時にこなしてくれると思ったのです。

手ぬぐいで悩みが解決した理由

手ぬぐいが水切りかごと食器拭きの悩みを解決してくれたのですが、その理由を説明します。

十分な長さがある

手ぬぐいを洗い場の横に広げ、その上に洗った食器を載せていきます。

食器が載っていない手前部分の手ぬぐいで、食器を拭きます。

一般的なキッチンクロスだと長さが足らず、こういう使い方はできません。

長さが約90cmある、手ぬぐいならではの活用方法です。

私の家では洗い場横のスペースに、手ぬぐいの幅がシンデレラフィット！

シンクに広げたブラウン系手ぬぐいの上に洗った食器が置かれている状態

吸水性が良い

手ぬぐいの原料は、綿100％。

綿の特徴そのままに、吸水性と保水性が優れています。

手ぬぐいは最初は硬さがありますが使ううちに柔らかくなり、どんどん拭きやすくなります。

すぐ乾く

手ぬぐいは両端に縫い目がなく切りっぱなしなので、水分が溜まりにくく乾くのがとても速いです。

切りっぱなしのため最初のうちは洗濯するとほつれますが、洗濯を繰り返すとほつれなくなります。

端の横糸が何本か抜けてこのような状態になると、もうほつれません。

切りっぱなし状態の手ぬぐいの端部分のアップ

雑菌が繁殖しにくい

キッチンに掛けておくといつの間にか乾いていて、今まで使ったキッチンクロスの中で一番速く乾きます。

濡れても端から水分が抜けやすいということは、雑菌の繁殖を抑えられるということ。

衛生的に使えるというのは、うれしいポイントです。

汚れが目立ちにくい

キッチンクロスって、洗濯しても取れない汚れが蓄積しやすいですよね。

無地だと蓄積汚れが目立ちますが、手ぬぐいは華やかな色柄のものが多いので汚れが目立ちにくいです。

丈夫で長持ち

手ぬぐいに使われる生地は、縦糸と横糸を交互に交差させて織られた平織り。

糸の交差する点が多いので、やや硬めで張りがあり摩擦に強く丈夫な生地なのです。

毛羽立ちにくい

平織は使うほどに繊維が絡まって毛羽立ちしなくなり、使い込むほどにどんどんやわらかくなっていきます。

毛羽立ちしにくいため、グラス拭きに最適です。

手ぬぐいは色柄豊富

使い始めて気が付いたのですが、手ぬぐいはバリエーション豊富。

ひな祭り・七夕・ハロウィン・クリスマスなどのイベント柄、桜・あじさい・朝顔・椿などの季節の花柄、古典柄や動物柄など、楽しいデザインがたくさんあります。

家事が楽しくなる

色柄豊富で選ぶ楽しみもある手ぬぐいを活用しないなんて、もったいない！　

このようにお気に入りの手ぬぐいをシンク下に掛けていますが、キッチンに立つ度に目に入り、気分が上がり家事が楽しくなります。

シンク下のバーにカラフルな手ぬぐいを掛けた状態

飾っても素敵

手ぬぐいには素敵な柄が多いので、インテリアとして飾るのもおすすめ。

季節やイベントごとに変えるのも楽しいです。

クリスマス柄手ぬぐいを壁に掛けて飾っている状態

保管場所に困らない

クリスマスやひな祭りなどのインテリアグッズは、大きくてかさばるものが多いもの。

インテリアグッズが増えてしまい、保管場所に悩んでいる方も多いことでしょう。

でも手ぬぐいなら折り畳んでしまえ、保管場所に困ることがありません。

手ぬぐいを飾る方法

手ぬぐいをインテリアとして飾る方法には、マグネットバータイプと額縁タイプがあります。

マグネットバータイプが向いているのは、頻繁に手ぬぐいを交換して楽しみたい方。

額縁タイプが向いているのは、面倒くさがり屋ではなくある程度の高級感が欲しいという方。

私の飾り方

私は面倒くさがり屋ですし、手ぬぐいを交換して楽しみたいため、手軽なバータイプを使っています。

こちらのマグネットフレームは、手ぬぐいを挟むだけで簡単に飾れとても便利。

マグネットポスターハンガーフレームの全体像

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

手ぬぐいはこんな使い方も可能

キッチンクロス以外にも、手ぬぐいにはいろいろな活用方法があります。

包帯代わりに

山登りやキャンプに行く時、あると便利なアイテムが手ぬぐい。

縫い目がないため、簡単に裂くことができます。

怪我をした時に細く裂いて包帯代わりに使用でき、重宝すること間違いなしです。

ネッククーラーとして

長さが90cmある手ぬぐいなら首に巻いて結ぶことが可能なので、即席ネッククーラーとして役立ちます。

ネッククーラーについては、こちらの記事をご覧ください。

体拭きとして

梅雨時など部屋干しせざるを得ない場合に、バスタオルの乾きにくさや生乾き臭に悩んだことがある方は多いのではないかと思います。

そんな時には、ぜひ手ぬぐいをバスタオル代わりに使ってみてください。

速乾性がある手ぬぐいは、入浴後の体を拭くのに最適です。

手ぬぐいが体拭きに最適な理由については、こちら。

タオルと手ぬぐいの乾きやすさの比較実験をし、検証結果を掲載しています。

手ぬぐいの染色方法

手ぬぐいの染色方法には注染と捺染の2種類があり、それぞれに特徴があります。

注染（ちゅうせん）とは？

明治時代から行われている伝統技法。

デザインの輪郭がやわらかくにじみ、その独特なグラデーションが味わいとなります。

糸そのものを染めているため、裏表のないことが最大の魅力です。

洗濯で少し色落ちするため、使い込むとビンテージのような風合いになります。

注染の手ぬぐいの表と裏のアップ

捺染（なっせん）とは？

デザインの輪郭がはっきりとしていて、細かなデザインが表現できます。

裏表がありますが、大量生産が可能で比較的リーズナブルです。

洗濯をしても、色落ちしにくいです。

捺染の手ぬぐいの表と裏のアップ

まとめ

水切りかごと食器拭きの悩みが解消し、毎日の食器洗いがとっても楽です。

ちょっとしたことですが、1日に何回も行う食器洗いのストレスがなくなり、日々の暮らしがかなり快適になりました。

手ぬぐいにはたくさんの色柄があり、お気に入りの1点を選び集める楽しみが加わりました。

手ぬぐいが向いている方

キッチンに水切りかごを置きたくない
キッチンのクロスは1枚で済ませたい
乾きやすいクロスが欲しい
毛羽立たないクロスを探している
家事が楽しくなるクロスが欲しい
季節に応じてインテリアを変えたい
インテリアグッズの収納場所がない

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

アラカン女未婚プロ

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