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【爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢】夏用長襦袢はこれ一択!「元着付け講師おすすめ」

 

Information

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こんにちは、アラカン女未婚プロのマダムKです。

夏用の長襦袢に何を選べば良いのか悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。今回は、元着付け講師の私が愛用している夏用長襦袢についてお届けします。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の衿を抜いて横から見た状態

 

 

解説するのは元着付け講師

私は以前、呉服関係の仕事をしていました。呉服関係の仕事をすることが決まってから着付けを習い始め、講師の資格も取得しました。

暑いからと言って着物を着ないわけにはいかない状況なので、少しでも快適に過ごせる方法を模索していました。今回ご紹介するのは、その模索の過程で巡り合った長襦袢です。

 

探していた夏用長襦袢の条件

少しでも快適に過ごすために最初に考えたのは、補正を減らすことでした。でも着姿を崩さずに減らせる補正には限界があり、あまり効果はありませんでした。

それで長襦袢を変えてみることにし、以下の条件で探し始めました。

  • 自宅で洗濯できる
  • 涼しくべたつかない素材
  • 半衿付き
  • 居敷当て付き

 

1つずつ説明していきます。

 

自宅で洗濯できる

暑い時期の長襦袢はどんなに工夫していても、一度着ると特に帯周りが汗でぐっしょりしてしまいます。自宅で洗えない長襦袢の場合はクリーニングに出すことになりますが、それではコスパが悪いため、自宅で洗濯できるものというのはマスト条件でした。

 

涼しくべたつかない素材

自宅で洗濯できる長襦袢として真っ先に思い浮かぶのは、ポリエステルのものです。ただポリエステルは熱気がこもりやすいため、涼しくべたつたない素材のものを探していました。

 

半衿付き

私は半衿付けが好きではありません。毎回自分で半衿を縫い付けて、外して洗濯してまた縫い付けるというのは、私には絶対に無理です。というわけで、最初から半衿が付いていてそのまま一緒に洗濯できるものが欲しかったのです。

 

居敷当て付き

居敷当てがない長襦袢を毎日着て、お尻部分の縫い目が広がってしまうという経験をしたことがありました。それ以降長襦袢は、必ず居敷当て付きのものを選ぶようになりました。

 

「爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢」とは?

いろいろ調べ、周りの着物の先輩方にもリサーチをしました。そして最終的に私が選んだのは、「爽竹 紙人形仕立て  絽長襦袢です。

「爽竹 紙人形仕立て  絽長襦袢は、夏用の長襦袢で着用時期は6~9月です。袷用の長襦袢でその良さを実感していたため、紙人形仕立てを選びました。

爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢の全体像

 

紙人形仕立ての袷用長襦袢については、下記の記事をご覧ください。

 

「基本スペック」「東レの機能性素材」「紙人形仕立て」の3項目に分けて、「紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の特徴を説明します。

 

基本スペック

素材とサイズは以下の通りです。

 

素材

  • 長襦袢 : ポリエステル75%・レーヨン25%(原材料:竹)
  • 半衿 : ポリエステル100%
  • 別衿布芯地 : ポリエステル65%・綿35%

 

サイズ(cm)

 

対応身長

着丈

裄丈

KP-1 145~150 117 62
KP-2 150~155 121 63.5
KP-3 156~159 125 65.5
KP-4 160~163 129 65.5
KP-5 160~163 129 67.5

共通 : 袖丈49・後幅30・前幅27・繰越2.5

 

東レの機能性素材

爽竹とセオアルファという東レの機能性素材を使用しているため、夏でもサラッとしていて快適です。

 

爽竹

東レのバンブー複合繊維「爽竹」は、吸放湿性が高くムレにくくソフトな風合いで着心地抜群です。

 

セオアルファ

縦糸にセオ・アルファ糸(ポリエステル)を使用しているため、吸水効果が高くサラサラとしたドライな質感で、夏でも爽やかに使用できます。

 

紙人形仕立て

紙人形仕立てというさまざまな工夫が施された仕立て方法が採用されているため、簡単で美しい着付けが叶います。

 

バイヤス半衿・衿芯使用

バイヤス半衿と衿芯が使用されていて、シワにならず美しく仕上がります。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の衿元

出典:着物ひととき

 

腰ひも付き

腰ひもが付いているので、着やすく着崩れを防ぎます。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の腰ひもを結んだ状態の前側と後側の全体像

出典:着物ひととき

 

衿がきれいに抜ける

腰紐を衿抜き布の通し穴に通すだけで衿の抜き加減がすぐに決まり、抜き加減は自由に調節できます。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の腰ひもを衿抜き布の通し穴に通した状態

出典:着物ひととき

 

居敷当て付き

居敷当てが付いているので、丈夫で透ける心配がありません。

 

裾周りすっきり

身八ツ口の前のゆるみが、裾をすっきり整えます。

心地よい肌触り

静電防止と吸汗加工が施されているので、肌触りがよくまとわりつきもありません。

 

お手入れ簡単

丸洗いできアイロンがけ不要で、お手入れの手間がかかりません。

 

元着付け講師の私が愛用している夏用長襦袢はこちら⇩

 

「爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢を着た感想・体験談

最初にお断りしておきますが、私は「早比楽流前結び」という方法で着付けを行うため、付属の腰ひもを取り外し、早比楽流の衿抜きゴムを取り付けてあります

爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢に早比楽流前結びの衿抜きゴムを縫い付けた状態

 

早比楽流前結びについては、下記の記事で詳しく解説しています。

 

実際に着てみて感じたのは、以下の点です。

  • 半衿の付け外しの手間がなく便利
  • 衿がきれいに抜けてうれしい
  • 衿芯を入れられて重宝
  • 涼しくべたつかなくて快適
  • 居敷当て付きで安心
  • 裄丈長めサイズがあってうれしい
  • お手入れ簡単で助かる
  • ハンガー保管できて便利
  • 変色・虫食いの心配なし

 

それでは、1つずつ詳しく説明していきます。

 

半衿の付け外しの手間がなく便利

自分で半衿付けをするのは面倒ですし、シワなくきれいに縫い付けるのは難しいものです。でもこの長襦袢には下記写真のようにシワのない状態で半衿が付いているので、とても便利です。

もし柄ものなどの半衿を使いたい場合は、元々付いている半衿の上に縫い付ければOKです。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の半衿の内側

 

衿がきれいに抜けてうれしい

半衿がバイアスになっていてシワが寄らず、本当に簡単にきれいに衿が抜けます。テクニックが必要ないため、初心者に最適です。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の衿を抜いて横から見た状態
紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の衿を抜いて後から見た状態

 

衿芯を入れられて重宝

基本的には衿芯を入れる必要はありませんが、よりパリッとさせたい場合には衿芯を入れられます。私は衿芯を入れて着たい時があるため、衿芯が入れられる作りになっているのはうれしいです。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の半襟部分に衿芯を挿入している状態

 

涼しくべたつかなくて快適

素材は東レの爽竹とセオアルファで、涼しく絹のような風合いです。一般的なゴワゴワのポリエステルとは、比べ物になりません。静電気が起きることもなく、ポリエステルとは思えない着心地の良さです。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の素材アップ

 

居敷当て付きで安心

大き目の居敷当てが付いていているので、布目が広がってしまうといった心配がなく、透けも気になりません。

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢の居敷当て

 

裄丈長めサイズがあってうれしい

私は手が長めなので、裄67.5cmのKP-5というサイズを愛用しています。既製品で長めの裄丈のものは少ないので、ありがたいです。

 

お手入れ簡単で助かる

ポリエステルなので洗濯機で洗え、吊り干しすればシワが付かないためアイロン不要です。お手入れが楽ちんで、本当に助かっています

紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢のタグの素材表示
紙人形仕立て 爽竹 絽長襦袢のタグの洗濯表示

 

ハンガー保管できて便利

正絹の長襦袢は長期間ハンガーに掛けておくのは良くありませんが、爽竹の長襦袢ならハンガーに掛けっぱなしでも問題なしです。毎回畳む必要がないため、着物の仕事をしていた頃には助けられました。

 

変色・虫食いの心配なし

絹だと変色や虫食いのリスクがありますが、爽竹ならその心配はありません。

 

爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢」のデメリット

メリットが多い「爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢」にも、デメリットがあります。

 

正絹・麻と比べて暑い

私は夏用長襦袢は爽竹のものしか着たことがないのでわかりませんが、正絹や麻と比べて暑いと聞いたことがあります。でも一日中外にいるわけでもはないため、暑くてたまらないと感じたことはありません。

正絹は涼しくても、自宅で洗えません。麻なら自宅で洗濯できますが、フォーマルな場面では着用できないという側面があります。爽竹はフォーマルにも対応するので、汎用性の面でも爽竹にはメリットがあります。

 

価格が高い

「爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢」は、ポリエステルなどの長襦袢と比べると高価です。

でも、決してコスパが悪いということはありません。正絹の長襦袢のようにクリーニング代がかからないため、むしろお得です。

また爽竹素材の長襦袢紙人形仕立てではないものも販売されていて、そちらの方が価格は安いです。ただ着付けのしやすさや美しさの点で、紙人形仕立てを購入した方が後悔しないと思います。

 

まとめ

元着付け講師の私が愛用している「爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢についてお届けしました。

「初心者でもテクニック要らずできれいな着付けが叶う」「ポリエステルよりも涼しい」「洗濯機で洗えてアイロンいらず」と、とても便利な長襦袢です。夏用長襦袢はこれ一択だと思っている程気に入っていて、皆さんにもぜひ体感していただきたいです。

 

爽竹 紙人形仕立て 絽長襦袢が向いている方

  • 6~9月に着る長襦袢を探している
  • 半衿を付け外しする必要がない夏用長襦袢が欲しい
  • 簡単にきれいに着付けができる夏用長襦袢を探している
  • 洗濯機で洗える夏用長襦袢が欲しい
  • アイロン不要の夏用長襦袢を探している
  • カジュアルからフォーマルまで対応する夏用長襦袢が欲しい

 

元着付け講師の私が愛用している夏用長襦袢はこちら⇩

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。